季節の栖

さだまさし( 佐田雅志 ) 季節の栖專輯

13.桜月夜

作詞:谷村新司
作曲:さだまさし

桜月夜の二年坂 薄紅色の風の中
祇園あたりははなやいで 酔人達の歌の中

藍の浴衣の君の手を
ひいて人混みさけながら
枝垂れ桜を抱くように
月に隠れて君を抱く

※見えるものより見えないものを
求めつづけた二人なら
明日もなければ過去もない
今宵限りがふさわしい※

世に永遠のないように 儚き夢は風の中
花見小路のきらめきも いにしえ人の歌の中

紅い花緒の塗り下駄の
音も消される東山
せめて一夜の恋にだけ
溺れていたい春の夜

(※くり返し)

咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど
散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど
咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど
散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど